多くの面接で質問される“志望動機”は、幼稚園の面接でも質問されることがほとんどです。
なぜ面接官は志望動機を質問するのか?
志望動機を聞けば親御さんの学力がすべて分かるからです。
どんな風に回答するのか、例文を参考に考えてみてください。
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目次
幼稚園の面接!志望動機を質問された時の回答例文!
志望動機を質問された時の、回答のポイント
ベースとして考えたいのは、入園を希望する幼稚園の教育方針への共感、そして幼稚園と家庭の教育方針の一致です。
ただ、これは誰もが考える“典型的な志望理由”となります。
まず、その幼稚園の「どういう点に魅力を感じたのか」を、簡単に書き出してみましょう。
「なぜ、その幼稚園に入りたいのか」を夫婦でよく話し合い、意見を合わせておいてください。
また、願書は書きあげた後にコピーをとっておき、面接時の答えと相違の無いように。
ただ、質問の答えとしては、願書の文面を丸暗記したものではなく、少しアレンジしたものが良いでしょう。
そして、子育てに夫婦で協力して取り組んでいること、また、どんな考え方で子供を育ててきたのか、具体的にイメージできるような内容が入っているといいですね。
また、家事の手伝いや海外生活、自然や動植物とのふれあいなど、自身の経験をアピールすることは面接官の質問を引き出しやすく、実際の経験であれば答えやすいというメリットもあります。
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志望動機の回答例文~基本編~
『「・・・・・・・」という貴園の教育方針に深く感銘いたしました。“・・・・・・・・”という我が家の教育方針とも合致しており、是非とも貴園で学ばせたく、志願いたしました。』
まさに、幼稚園と家庭の教育方針の一致です。
幼稚園の面接が、カタチだけのものであれば大丈夫でしょう。
志望動機の回答例文~発展編~
『私どもは、他愛精神にあふれた人に成長してほしいと願い、奉仕や感謝の心を大切に育てて参りました。
2歳から2年間の海外生活、自然や動植物とのふれあい、奉仕活動、家事の手伝いなど、豊かな体験を重ねて参りました。
貴園の「カトリック教育」「総合教育活動」が娘の心をよりよく育て、生きる力を与えて下さるものと確信し、志願させていただきました。』
幼稚園と家庭の教育方針の一致に加え、家庭での育て方を具体的に挙げていますね。
子育てをする中で、「子供のために」との思いでしていることは自信を持って発言できますし、その真摯な姿勢は相手にも伝わります。
面接では、「親として、こんなに子供の事を思ってやっているよ」と自慢するくらいで大丈夫。
ただし、それを幼稚園の教育方針と結び付けられるように話を持っていきましょう。
独りよがりでは、ただの自慢に終わってしまいます。
最後に
幼稚園によって教育方針が様々ですので、それに合わせた志望動機を考えなければなりません。
ただ、「貴園に入園すれば、素晴らしい子供に成長できると思い、、、」など、幼稚園に子育てを丸投げするような内容ではなく、あくまでも家庭でも子育てに熱心であること、そして幼稚園の教育方針と向かう方向が一致していることをアピールしましょう。
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幼稚園の面接!子供の性格を質問された時の回答例文
幼稚園の面接で、子供の性格を質問された時はどんな風に答えるのが良いのでしょうか?
回答の例文を参考にして考えてみてくださいね。
子供の性格を質問された時の、回答のポイント
自分の子供の事になると、ついつい大変なことや苦労していることが頭に浮かんでしまいがちですよね。
他人に対して、我が子を褒める習慣のない日本人は、“謙遜”もあって否定的な言い方になることも少なくないのでは?
でも、面接においては、我が子を悪く言ってはいけません。
面接で、「お子さんの性格は?」とか「どのようなお子さんですか?」と聞かれた場合には、幼稚園側は子供の事を知りたいのではなく、“親として子供の事をどこまで理解しているか”、“親が子供の事をどう思っているのか”を知りたいのです。
要するに、“常識のある親に、愛されて育っている”ことが伝われば良いのです。
お子さんのアピールポイントを、具体的なエピソードを添えて回答出来たらいいですね。
逆に、気を付けたいのは、“子供に興味がない”、“子供を無能扱いする”、そして“自己中心的で周りが見えていない”発言です。
このような場合には、幼稚園側が「家庭に問題あり」とみなし、不合格となることもありますので注意しましょう。
言い方次第で、否定を肯定に変える工夫
悪く思える性格も、視点を変えると良い性格になり得るものです。
例を見てみましょう。
「やんちゃで言うことを聞かない」
A、「いつも元気に遊んでいます」
「何をするにもゆっくりで、行動が遅い」
A、「少々時間はかかりますが、その分、丁寧できちんとやり遂げることが出来ます」
「自分勝手で、わがまま」
A、「自分の意見をしっかりと持っていて、それを人に伝えることが出来ます」
子供の性格の回答例文
『息子は明るく元気な性格です。たまたま泣いている赤ちゃんを見かけたときには、面白い顔や歌を歌ったりするなど、ひょうきんなところもあります。
また、先日家族で公園を散歩中、見知らぬご老人が転倒したときは、私どもが何も言わないのに、さっと駆け寄りハンカチを差し出していました。
お礼を言われ、うれしそうな顔をしていました。』
具体的なエピソードは、面接官が普段の様子を想像しやすく、また親が子供をしっかりと見ていることが伝わりますよ。
まとめ
面接の時間はとても短いですが、具体的なエピソードを回答に盛り込むことはとても重要です。
“素晴らしいこと”である必要はありません。
是非、お子さんをよく見て、「思わず、にっこりと微笑んでしまう」、そんなエピソードを見つけてあげてください。
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幼稚園の面接!通園方法を質問された時の回答例文!
幼稚園の面接で、通園方法を質問されることがあります。通園方法の質問には、どのような意図があるのでしょうか?
回答例文も合わせて、ご紹介したいと思います。
通園方法を質問された時の、回答のポイント
今の時代、親が幼稚園へ子供を送迎するのは当たり前ですので、「親が送迎します」という回答を聞きたいのではありません。
では幼稚園側は、どのような思いで通園方法を質問するのかを考えてみましょう。
まず、送迎バスがある園については、幼稚園の送迎バスを利用するのかどうかがポイントです。
幼稚園の送迎バスは、たいてい巡回ルートが決まっているので、その確認のためという意味があります。
次に、車での送迎を希望する方が多いと駐車場の問題や、近隣への配慮も必要になってきますので、幼稚園側としてはあらかじめ把握しておきたいところです。
そして何よりも、まだまだ小さい子供が毎日通うことになる幼稚園ですので、通園に時間がかかり過ぎたり、通勤ラッシュの電車やバスに乗らなければならないようでしたら、どんなに強く入園を希望されたとしても最終的に子供のためになるのか、疑問が残ってしまいますよね。
幼稚園によって基準は様々ですが、「通園時間40分以内」や「緊急災害時に徒歩でのお迎えが可能な範囲」で園児を募集するところもあります。
入園を希望する幼稚園が決まったら、募集要項をよく確認して、毎日無理なく通園できるかを考えてみましょう。
そして、もし自宅が遠く離れていて募集基準にギリギリだったとしても、所要時間を聞かれたら正直に答える方が好印象です。ウソをついても、住所で分かってしまいますよ。
志望動機や言葉遣い、子供への接し方でカバーしましょう。
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通園方法の回答例文
難しく考える必要はありません。
入園した際に、実際に利用する通園方法を答えましょう。
『幼稚園の送迎バスを利用できたらと、考えています。』
『徒歩(または、自転車)で、通園しようと思っております。』
『車で送迎したいと、考えています。』
遠方であれば、幼稚園までの交通手段を答える必要があります。
『自宅から最寄り駅(または、バス停)である○○駅まで徒歩で、○○駅から××駅までは電車(または、バス)を利用します。その後、××駅からは徒歩で通園します。』
このように、自宅から幼稚園までの通園方法を、順を追って説明しましょう。
まとめ
幼稚園によって、バスでの送迎がなかったり、自家用車を使用しての送迎ができない場合もあります。
事前に確認して、親子共に無理のない通園が可能かどうかを考えて、幼稚園を選びましょう。
関連記事:幼稚園の面接!子供の長所・短所を質問された時の回答例文
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