中学校受験では、面接がある場合がありますよね!
志望動機って、かなりの確率で質問されますよ。
回答例文を見て、しっかりと対策をしておきましょう!!
志望動機の回答のポイントも合わせて、ご紹介します。
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目次
中学校受験!面接の志望動機の回答例文は?
面接で、志望動機を質問された時の、ポイント
面接というと、なんだか立派な事を言わないといけない気がして緊張しがちですが、実際、一人に与えられた面接の時間は、ほんのわずかです。
中学受験の面接を受けるのは小学6年生ですので、難しいことを言うと真実味に欠けるし、本人が意味をしっかり理解していない場合には、面接官に突っ込んで質問された時に回答できない事態に陥ることも考えられます。
従って、長く話す必要はありません。
「私はコレ!」という、その学校を受験しようと思ったきっかけを、ウソ偽りなく話す事こそが大切です。
では、何にターゲットを絞って回答するのが良いでしょうか。
いくつか、題材を挙げてみたいと思います。
① 学校の教育方針や建学の精神への共感
② 留学などの教育制度、ボランティア活動などの学校行事への興味
③ 説明会や文化祭に参加した際の雰囲気が好印象だった
④ 在校生や卒業生がきっかけ
⑤ 立地や環境が気に入った
いかがですか?
あなたの志望動機を考える材料になるものはありましたか??
志望動機を質問された時の、回答例文
それでは、具体的に例を挙げてみましょう。
『私は△歳の頃から○○をしています。
オープンキャンパスで○○部の部活体験をして、先輩方と先生の優しさに触れ、そしてとても仲の良さそうな様子を見て、この学校で○○部に入りたいと思いました。』
『文化祭に来て○○の体験をして、この学校が好きになりました。元々、○○には興味がありましたが、この学校では更に×××といった体験もできるということを知り、私はこの学校に入りたいと強く思いました。』
面接官は、人を見るプロフェッショナルです。
もしも、上記のような内容が本心であるならば、自信を持って堂々と答えましょう。
ドアを開けた時、そしてお辞儀の仕方も面接官は見ていて、その印象により合否を判断すると言っても過言ではありません。
面接マナーとしてあいさつをしてからお辞儀をしましょう。挨拶と同時にお辞儀をするのは礼儀マナーになりますのでご注意下さい。
『わたしは、この学校の教育方針が「国際社会に通用する女性を育てる」であることに魅力を感じました。
これからの日本は、ますます外国とのおつきあいが深まっていくと聞いています。
わたしは大人になって、そうした国際社会でも自分の能力を発揮し、社会で活躍できるような人間になりたいと願っています。ですから、この学校の方針がとても自分に合っていると思いました。』
とても立派な回答ですね。
ただ、本当にしっかりした考えを持っての回答なら、もしも「それでは、国際社会とはどういう社会を言うのでしょうか?」などと突っ込んだ質問をされた場合にも、きちんと答えられると思いますが、そうでない場合には、あらかじめ準備をしておくことをお勧めしたいと思います。
最後に
面接って、スゴイことを言う必要はないんですよ。
自分を大きく見せようと見栄を張ると、ボロが出る可能性もありますし、面接官はお見通しの可能性もあります。
自分が受験する学校の事をしっかりと調べた上で、自信を持って言える“自分だけの志望動機”を見つけてくださいね。
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中学校受験の面接!家族構成の質問回答例文を紹介!
中学校受験の面接で、家族について質問されたら家族構成を答えるだけで終わりだと思いますか?
その後に、どのような質問が来るのか、回答例文を参考にして準備しておくことをおすすめします。
面接で、家族について質問された時の、回答のポイント
まず、「家族構成」という言葉をご存知でしょうか。
面接での質問で、家族構成を質問された時には、基本的に同居している家族とあなたとの続柄を答えることになります。
ただし、父親が単身赴任中である、または兄や姉が既に一人暮らしをしている場合には、その旨を伝えた方が良いでしょう。
また、面接官は家族構成を質問した上で、家族の様子(例えば、両親は仲が良いか、兄弟姉妹と仲良くできているか)、
そして家の手伝いはするか、どんな時に叱られるのかなどを質問することもありますので、その場合の回答も準備しておくと良いでしょう。
更に、面接で家族構成を質問された時の心配要素として、よく挙げられるのがシングルマザーやシングルファザー、
そして叔父叔母や祖父母に育てられている場合、受験において不利になるのではないかという事です。
実際、そのような家庭環境であったとしても、合格不合格に影響はない場合がほとんどですので大丈夫です。
ただ、私立校の場合には、公立校よりも学費が高くなるので面接官が経済状況を気にすることもあります。
志望校を決める時には、その辺りの事を家庭でもよく話し合ってからの決定となっていると思いますので、そのことをしっかりと伝えるべきでしょう。
また、いろいろな奨学制度もあります。
最近は、両親が揃っていない家庭も珍しくはなく、人権問題にも関わってくるので、気にすることはないという意見が多いですよ。
回答例文
「あなたは何人家族ですか?」
『父、母、姉、私の4人家族です。』
“何人ですか?”と質問されてはいますが、単に“4人です”と答えるだけでは少し物足りません。
きちんと家族には誰がいるのかを、具体的に答えましょう。
「家ではどのようなお手伝いをしていますか?」
『毎日、自宅のポストを確認し、郵便物を家に持って入るのは私の役目です。ま
た、食事が始まる前にテーブルを拭いて、箸を並べたりおかずを運んだりする事も手伝っています。
母がいつも“とても助かる。ありがとう”と言ってくれるのがとても嬉しく、気持ちが満たされます。』
親に言われて仕方なく手伝っているのではなく、“自分も家族の一員である”ことを自覚した上で、出来ることを率先して行っていること、
そして具体的にどんな気持ちで何をしているのかを話せたらいいですね。
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中学校受験!面接質問の通学ルートの回答例文は?
中学校受験の面接で、通学ルートを質問された時には、どんなことに気を付けて回答するのが良いのでしょうか。
回答例文も合わせてご紹介したいと思います。
面接で、通学ルートを質問された時の、ポイント
この質問は、ちゃんとその学校に通う意欲があるのか、そして、何度か学校を訪問しているのかを確認する目的があると思われます。
そして、意外と答えられない受験生がいるのも事実です。
通学ルートを質問されたら、自宅の最寄り駅から中学校の最寄り駅までを答えましょう。
使う路線や所要時間も内容に盛り込んだ方が良いですよ。
また、所要時間が長すぎる場合は、3年間(中高一貫校であれば、6年間)通い続けられるかどうかを聞かれることが多いので、引っ越す予定がある、あるいは、祖父母の家から通うなど、どう考えているかをしっかりと答えましょう。
回答例文その①
『自宅から徒歩で最寄りのバス停の〇〇に行き、そこから□□までバスに乗ります。降りてからは××駅から電車に乗って、※※駅で降りてから徒歩で、本校に来ます(その学校で面接している場合)。所要時間は約△時間です。』
電車については、路線の乗り換えまで伝える必要はないと思います。
興味があれば、面接官から質問されますので、路線名や乗り換えの駅も答えられるように確認しておきましょう。
所要時間はトータルで伝えるだけで充分です。
徒歩〇分、バス〇分、電車〇分…、と細かく話さなくて大丈夫ですよ。
『自宅から自転車でJR○○駅へ行き、そこから□□駅まで電車に乗って、降りてからは徒歩で本校に来ます。所要時間はだいたい△分です。』
これらの例文のように、自宅からの通学ルートを、順を追って説明するように心掛けましょう。
回答例文その②
『自宅から、自転車で△分くらいです。』
『自宅から、徒歩でだいたい△分です。』
もちろん、バスや電車を使わない場合もありますよね。
その場合は、どうしても回答は短くなるでしょう。
最後に
あくまでも、「通学ルート」を質問されていますので、『電車で、△時間くらいです。』では、質問した側としてはちょっと物足りなく感じてしまいそうです。
自宅を出た後は、歩くのか、自転車を使うのか、それとも車で送ってもらうのか、というところから話すのが良いですよ。
集団面接の場合には、他の受験者さんの回答の影響を受けてしまうこともあるかもしれません。
ですが、『電車です。』だけの答えに引きずられないよう、「通学ルートを質問された時は、こう答える」という文を暗記、または練習しておいて、本番に備えてくださいね。
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中学校受験!面接での失敗例服装・態度・言葉遣いのまとめ
中学校受験の面接では、どのような失敗例があるのでしょうか。
なぜ中学受験での面接の服装・態度・言葉遣いの失敗例が重要なのか?
他人の失敗を参考にしご自身の面接に活かすために失敗例を見て参考にしてください。
今回は中学受験の面接の失敗例をまとめました。
面接での、失敗例その①~服装の乱れ~
面接官は、質問に対する素晴らしい回答だけで、合否を決めているのではありません。
面接会場に入った瞬間から、既に面接は始まっています。
ですので、会場に入る前には自分の身だしなみをチェックしましょう。
ハイソックスは、ずり落ちたりしていませんか?
襟は、出ていますか?
服に、シミや汚れはありませんか?
髪の毛は、清潔感のある印象ですか?
第一印象はとても大切です。
面接官は、あなたを一目見て、この学校に通うのに相応しい学生であるかを見定めようとします。
そんな時、服装の乱れはマイナスにはなっても、プラスになることはありません。
面接での、失敗例その②~態度~
面接の場では、誰しも緊張するものです。
しかし、挙動不審になったり、終始落ち着かない様子は面接官に良くない印象を与えがちです。
面接の場では、自分に自信を持って堂々と、そして質問には相手の目を見てハキハキと答えることが好印象です。
元気がない、声が小さい、姿勢が悪い。
これらは印象を悪くしますので、面接の時は「元気に明るく、背筋はピン!」を心掛けましょう。
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面接での、失敗例その③~言葉遣い~
流暢に話せなくとも大丈夫です。
言葉に詰まったとしても、「あの~、えーっと…」とは言わず、「はい…、」と少し考えて話すようにしましょう。
理想は、模範解答の丸暗記ではなく、あくまでも自分の言葉で自分の事を話す事です。
普段使い慣れていない敬語や丁寧語は面接の時には必須になりますので、普段の生活の中で練習しておくことをおすすめします。
面接での、失敗例その④~回答の矛盾・疑問~
例えば、「入学後は、テニス部に入りたいです」と回答したのに、その学校にはテニス部が存在しなかったら?
面接官はあなたの事を、「この学校について、あまり調べていない」と見なしてしまうかもしれません。
また、志望動機が「友達が行くと言ったから」や「両親に勧められて」という回答では、自主性がないと判断されてしまいます。
実際に学校に通う本人に、「本気でこの学校に通いたい」という強い意志が見られないと、学校側も合格させていいのか、疑問に思ってしまいますよ。
そして、回答がネガティブな内容(マイナス思考、人や学校の悪口など)では印象が悪くなります。
どんなことについても、ポジティブに考えることが出来るよう、日頃から心掛けることで表情も変わりますよ。
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