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中学校受験の面接質問!長所や短所の回答例文は?

更新日:

中学校受験での面接で、長所・短所を質問された場合は、どんな風に回答するのが良いのでしょうか。

 

なぜ面接官は受験生の長所や短所を聞きたいのか?

 

回答例文を参考にし考えてみて下さいね。

 

中学校受験の面接質問!長所や短所の回答例文は?

 

面接で、長所・短所を質問された時の、回答のポイント

面接で、自分の良いところ・悪いところを言ってしまうなんて、何を言えばいいのか考えてしまいますよね。

 

自分の長所が思いつかないあなたは、親や先生、そして友達に感謝されたり、褒められたりしたときの事を思い出してみましょう。

 

それこそが、あなたの長所です。

 

また、短所ばかりが思い浮かんでしまうなら、“表現を変えて長所になる短所”という方向から考えるのも良いですね。

 

例えば、

 

飽きっぽい?切り替えが早い

 

怒りっぽい?意見をハッキリと言える

 

などのように、短所は長所でもあるのです。

 

逆に、短所をどう話そうか考えてしまい、答えが出ないあなたは、長所をたくさん考えてみて、その中から短所として表現できることを探す方法もありますよ。

 

この、「捉えようによっては、長所にもなり得る短所の話し方」は良く使われる便利なテクニックです。

 

例えば、

 

集中力がある?夢中になり過ぎる

 

積極的?好奇心が強すぎる

 

などです。

 

出来れば、具体的なエピソードを盛り込んだり、短所に関しても「改善すべく、努力している」と前向きな発言で締めくくったりすることで、印象は良くなります。

 

関連記事:中学校受験!面接の志望動機の回答例文は?

回答例文その①

勉強している画像

『周囲の意見をよく聞くことが私の長所ですが、優柔不断という短所につながっています。長所を活かしつつ、決して独りよがりではない決断力を養っていきたいと思います。』

 

自分の長所を短所とも捉え、最後は前向きな姿勢で締めくくっている、ステキな回答ですね。

 

しかし、このような回答を準備していた場合、質問が長所のみを聞かれた時には、思わず短所まで話してしまうことにもなり兼ねませんので、注意しましょう。

回答例文その②

『私の長所は、思いやりがあることです。

 

家族や友達がいつもより元気がないように見えると、声をかけます。すると、何か悩みを持っていることが多く、そんな時には少しでも心が軽くなるよう、話を聞いてあげることが大切だと思っています。

 

短所は、考えすぎる所です。

 

一つ心配なことがあると、あれこれ考えすぎてしまいます。

 

よく考えるということは慎重に行動していることだと思うので良いのですが、考えすぎてしまうとなかなか前に進めなくなってしまうこともありました。

 

でも最近は、自分だけで思い悩むのではなく、友達や両親、そして先生にアドバイスを求めると、違う方向から考えることが出来ることに気付くことが出来ました。』

 

長所・短所共に、良好な人間関係を築くことが出来る、そして出来ているという一貫したアピールがあり、更に短所では前向きな内容で締めくくられていますね。

最後に

面接で大切な事は、しっかりとした態度やハキハキとした受け答えです。

 

自分の長所や短所を話すのは、ちょっと恥ずかしい気もしますが、面接官の目を見て堂々と話す事が、何よりも好印象につながると思いますよ。

 

 

中学校受験!面接で小学校生活の印象を質問された時の回答例文

お母さんに勉強を褒められる小学生の女の子の画像

中学校の面接で小学校の生活について質問される事があります。

 

面接官はなぜこの質問をするのでしょうか?

 

面接官の高評価をもらう回答例文をご紹介致します。

面接で、小学校生活で残った印象を質問された時のポイント

小学校は6年間あり、思い出もたくさんできたことと思いますが、面接で「小学校生活で印象に残った事」を質問された時には、6年生での出来事を題材に回答するのが良いでしょう。

 

6年生だけでも、様々なことがあり、充分、質問の回答になるような内容があると思いますよ。

 

大きな行事としては、

 

1、 修学旅行

 

2、 運動会

 

3、 学習発表会(劇や合奏など)

 

日常的な題材としては、

 

1、 委員会や係の仕事

 

2、 登校班や縦割り班

 

3、 クラブ活動

 

など、細かく挙げていくとキリがありませんね。

 

決して、「リーダーとして、大活躍した話」でなくとも大丈夫です。

 

中学校受験では入学を希望する学校がどのような生徒を望んでいるのか?相手が求めている生徒像をしっかりとリサーチし、その上で面接対策を立てる必要があります。

 

学問重視の中学校では学問に関する努力をした経験を、スポーツ重視の中学校受験であれば学校に合わせた回答をする必要があります。

 

そして、その経験や体験によって、どんなことを学ぶことが出来たかまでを話すことが出来たらステキですね。

回答例文その①

 

『6年生の時に、運動会のリレーで優勝したことです。

 

 

練習ではなかなか勝つことが出来なかったのですが、業間とお昼の長い休み時間にチーム練習を欠かさず行ったことが勝利に結びついたと思っています。

 

「努力は実る」という貴重な経験をすることができました。』

 

 

目標のために、努力できるという姿勢やチームで一致団結できたことを上手に伝えていますね。

 

また、もしも優勝につながらなかったとしても、努力したことや悔しい思いを次につなげたいという意欲を見せるような話し方で、好印象を与えることが出来ます。

回答例文その②

小学生が勉強する画像

真っ先に、「勉強を頑張った!」と頭に浮かんだ方もいると思います。

 

ですが、面接での回答に、「はい、受験勉強です。」というのは、あまりお勧めできません。

 

“勉強”を題材に話したい方は、以下のような内容はいかがでしょうか。

 

『私は元々、算数に苦手意識があったのですが、毎日、自主勉強でのドリルを欠かさなかったこと、

 

そして、分からない所は両親や先生、友達に教えてもらうことで、今では好きな教科の一つになりました。投げ出さずに取り組んで、本当に良かったと思います。』

 

 

最後に

面接での質問は、あなたの回答を受けて、更に掘り下げた質問が来ることもあります。

 

そんな時、もしも作り上げた内容を話してしまっていたら、次の回答に困ることにもなりかねませんし、第一に面接官は「人を見るプロ」ですので、ウソを見抜かれてしまいますよ。

 

なぜ面接官が小学校の印象に残った事を質問するのか?

 

面接官の動機を理解した上で面接官は何をしりたいのか?面接官の質問の意図を理解した上で回答をする事が合格への近道となるでしょう。

 

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