土用の丑の日にうなぎは食べますが、しじみ汁や土用卵、土用餅を食べるのはご存知でしょうか?
昔から続く伝統で化学が発達する以前からの習慣には深い意味があります。
今回は土用の丑の日になぜシジミ汁や土用卵、土用餅を食べるのかその理由についてご紹介いたします。
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土用の丑の日になぜしじみ汁や土用卵、土用餅を食べるの?理由は?
まずしじみの旬がいつかご存知でしょうか?
冬と考えたあなた、違います。
しじみの瞬は夏なんです!
なぜ土用しじみと言われるのか?それは、しじみは夏が旬だから!
旬の食材は栄養価があがり同じ食材でも栄養価が詰まった食べ物に変わり夏バテ防止にもなります。
具体的な栄養素は、タンパク質・ビタミン・アミノ酸です。そしてタンパク質は栄養素、ビタミンは体調管理、アミノさんは肝臓機能を高めます。
肝臓は血液をきれいにしたり体の体温調整をします。
良くアルコールを飲んだ時はしじみ汁を飲むと言いと言うのは、しじみに含まれる成分にアミノ酸が多いからです。
土用の卵は、鶏が卵を産む時期が土用の丑の日の前あたりだったことから、土用の卵と名付けられました。
つまり自然界では鶏は夏に卵を産むというわけです。旬で鮮度が高い卵を摂取することは当然体の成長や健康管理にもピッタリです。
具体的な栄養素は必須アミノ酸やカルシウム、ビタミン、タンパク質、鉄分です。
鉄分は体内の活性酸素を分解し人間の老化を防ぎます。若さの秘訣でもあり老化防止の栄養素が鉄分でもあります。
女性には嬉しい成分ではないでしょうか?
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土用餅は?
土用餅は、土用の丑の日に一緒に食べられていた食材です。
宮中の味噌汁に団子して食べられており、厄除けの願いも込められているそうです。
厄除けは小倉餡の赤い餡が厄除け効果になっているそうです。
確かに赤い色は現在でも注意勧告などで使われる色ですからね。
また、小倉には夏バテ防止の成分も入っているそうですよ。
【まとめ】
土用の丑の日のしじみ汁は旬だから
土用の丑の日の卵は昔鶏が土用の丑の日の前に卵を産んでいたから
土用の丑の日の土用餅は宮中がお召し上がりになっており、一般でも厄除けとして普及した。
是非、夏バテ防止の為にうなぎと一緒に召し上がりたいですね。
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