小学校の受験の、親子面接。
子供の長所や短所を質問されたら、どんな風に回答しますか?
特に、短所について回答する時に有効なちょっとしたコツがあるので、例文と共にご紹介したいと思います。
目次
小学校受験!面接で子供の長所・短所を質問された時の回答例文
子供の長所・短所を質問された時の、回答のポイント
長所・短所を質問されたら、「うちの子は、こんなにいい子ですよ」と、お子さんを存分にアピールしましょう!
長所を話す時に注意したいのは、ただの自慢話に終わらないようにすることです。
例えば、何かの大会で2連連続1位になったことをアピールしたいとしても、ただ「2年連続1位になりました」というだけでは、“ただの自慢”です。
このような場合には、2年連続で1位になることができた努力の過程をアピールすると良いでしょう。
また出来ることなら、学校の教育方針を念頭に置いて、話の着地点を教育方針へ寄せてくと志望動機との一貫性が生まれますよ。
短所を話すときには、
① こんな短所がありますが、現在、改善してきている
② 短所のように話しながらも、長所ともとれる話をする
という2つの方法があります。
全て、面接官が想像しやすいように、お子さんならではの具体的なエピソードを盛り込んで話したいところです。
子供の長所の回答例文
『新しい友達は自分から話しかけ、すぐにうちとけることができる、明るく社交的な性格です。
世話好きで周りのことによく気がつき、優しさもあるので人に好かれ、いつも遊びの中心となっています。
祖父に「私がお世話するからなんでも言ってね」と熱いお茶をいれ、食事を運び、時には果物をむいてあげたり、薬を数だけ出してあげたりするなど、とても思いやりのある優しい子です。』
長所で注意したいのは、「相手の気持ちを理解できる」や「相手の気持ちを考えることができる」ということをアピールしたい場合です。
これらには、“大人の顔色をうかがう子”という誤解を招く恐れがありますので注意しましょう。
子供の短所の回答例文
『自分の考えや意見をしっかり持っているのですが、人前では恥ずかしがり屋で緊張してしまい、とても慎重になり上手に話せないことがあります。
最近では幼稚園の「お当番」などを通して少しずつ自信をもって発言できるようになってきたようです。』
まとめ
長所や短所を考える時には、まずお子さんをよく見て、“聞いた人が思わず、微笑んでしまう”ようなエピソードを見つけることが近道ではないかと思います。
お子さんならではの具体的なエピソードを見つけることが出来れば、それは言いようによって長所にも短所にもなるわけです。
また、親子面接ではお子さんも実際に、自分の長所や短所を聞くことになりますので、事前にどのようなことを話すつもりでいるのかを伝えておいた方が良いでしょう。
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