小学校の受験では、親子面接があるところが多いですよね。
その面接でよく聞かれる質問の一つに“志望動機”があります。
どのように回答するのが良いのか、ポイントと共に例文を挙げてみたいと思います。
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目次
小学校受験!面接で志望動機を質問された時の回答例文
志望動機を質問された時の、回答のポイント
志望理由を考える時には、志望する小学校の教育方針への共感、そして小学校とご自身の家庭の教育方針の方向性の一致をアピールするのが一般的です。
また、日頃から行っていることや、心掛けていることを伝えると同時に、お子さんの様子が分かるような具体的なエピソードを盛り込むことが出来たらいいですね。
志望動機は願書に書くことも多いので、面接時の回答は願書に書いた内容と大きく外れたりしないようにご注意ください。
そのために、書き上げた願書はコピーを取って、手元に置いておくことをお勧めします。
とは言っても、願書の内容を丸暗記して伝えるだけというのは、面接の場では不自然です。
その為にも具体的なエピソードを準備したいところです。
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志望動機の回答例文
『私どもは、娘に人を大切にし、自立心を持たせることを家庭の教育方針としております。
常日頃、心のこもったあいさつをしたり、感謝の言葉を伝えたりすることの大切さを話すとともに、家族でお互いがいたわりの言葉を伝え合えるよう、留意して生活するようにしております。
また、人を大切にする心を養うには、何事に対しても丁寧に行うことが必要と考え、娘が行う毎日の洗濯物をたたむお手伝いでは、洗濯物一つ一つ端と端を合わせ丁寧に畳むことに気をつけて行っております。
自立心につきましては、その心を養うために経験と自信をつけさせたいと思い、休みの日など家族で一緒に体を動かすこと、最近は、鉄棒やなわとびができるようになりたいという本人の意欲を汲み、一緒にできるようになるまで取り組み頑張ることを大切にしております。
私どもが大切にしている人への思いやりと努力する心を目標としている御校で、ぜひ娘も豊かな人間性と知性を磨き、学ばせていただきたいと願い御校への入学を志望しております。』
母親が「お父様のお話に何か付け加えることはありますか」と質問された時は?
志望動機を質問された場合は、父親が回答するのが良いでしょう。
また、その際、父親が回答した後に母親に対して、「お父様のお話に何か付け加えることはありますか」と質問されることも少なくありません。
この質問の意図は、
① 両親の考え方が一緒かどうかを確認するため
② 父親の回答が、あいまいな場合
の2つのパターンが考えられます。
このような時の母親の回答としては、父親の考え方と同じであることを伝えた上で、「こういう点が良かったから志願した」と具体的に話せることが望ましいです。
まとめ
両親で小学校の面接に挑む時には、夫婦の考え方の一致も大切になってきます。
家庭の教育方針について、夫婦で話し合うことはなかなか少ないかもしれませんが、小学校を受験するのであれば事前によく話し合っておくことをおすすめしたいと思います。
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