愛媛県にある西条市で、毎年10月に行われる西条祭り。
西条市は、同じ愛媛県にある、喧嘩祭りで有名な新居浜市のお隣にあります。
この西条祭りも喧嘩祭りとして有名なのですが、その由来は何なのでしょうか?
なぜ喧嘩が多いのか、詳しく調べてみました。
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西条祭りってどんな祭り?
西条祭りは、五穀豊穣を神に感謝し、4箇所の神社に合計150台以上の神輿を奉納する盛大なお祭りです。
3日間行われ、その間に神輿は街中を練り歩きます。
その歴史は古く、300年前の江戸時代中期から続いています。
西条祭りの特徴は、神輿についた太鼓台と、5メートルもの高さがある大きな神輿。
そして一番特徴的なのは、神輿の一面につけられたたくさんの提灯です。
夜になると、この提灯に明かりが灯され、より一層神輿の美しさを引き立たせてくれます。
夜、提灯に明りが灯った神輿が一箇所に集まった光景は、何とも幻想的な世界です。
西条祭りには喧嘩が多い理由は?
昨日電車乗っとたらいきなり前のおじさん隣の男の子に西条祭りのこと語り始めた笑笑
まる聞こえやけん
福武新田ついとるとか色々聞こえた爆笑
そんな話し聞いたら行きたくなるやん!!!
まぁーあと少しで会えるけどよ💕
やっぱり西条祭りは1番です👆
写真は去年の📸
朔日市 下組太鼓台最高です🌟🌟 pic.twitter.com/BxW9GjSAXT— れいな (@RRikukun) 2018年4月17日
よく喧嘩祭りで有名な祭りでは、神輿同士がぶつけ合ったりする「鉢合わせ」というものがありますが、西条祭りの場合は、「鉢合わせ」のような行為はありません。
それなのになぜ、喧嘩が多いと言われているのかと言うと、その理由は二つあります。
お隣の新居浜市が鉢合わせで有名なので、それと混同している人が多い、というのと、西条でかき夫同士での争いや、ギャラリー同士の揉め事というのが過去にあったので、そういったイメージがついてしまった様です。
昔は、「喧嘩祭り」という言葉が独り歩きしてしまい、そのために祭りに参加したり、観に来る人が増えてきて、実際にそこで揉め事を起こす人が結構いたようです。
そのため、結果的に祭りでの争い事が増えてしまった事も事実です。
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西条祭りは、地元の人にとっては特別な祭り
2017西条祭り 松之巷 フジの歌 pic.twitter.com/DvnARouVkn
— 阿部 🐯大河(仮) (@J4sRd) 2017年10月18日
西条の人は、県外に出ていても、祭りの次期はわざわざ戻ってくる、と言われています。
正月やお盆は帰らなくても、祭りの時は帰るという人も少なくないようです。
元に住んでいる人も、お祭りの期間はお店を閉めたり、仕事を休んで祭りに参加する人が大勢いるので、地元の人にとっては特別なお祭りなのです。
「喧嘩祭り」と呼ばれる事に抵抗のある西条の人も多いようです。
まとめ
これからやってくる秋祭り。
祭り好きな人は、四国中のお祭りを観に行く、という人も居るかもしれませんね。
観にいく前に、その祭りの由来や、見所などを下調べして行くと、よりお祭りを楽しむ事ができますよ。
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